『NIHON ICHIBAN by ちん里う本店』の第1号店である芦ノ湖店が、平成28年1月23日に箱根・芦ノ湖畔の「茶屋本陣 畔屋」1階にオープンするにあたり、以下の通りお知らせいたします。宜しくお願い申し上げます。
ちん里う本店の国内向けオンラインショップと並行して、2012年に海外向けのオンラインショップ「NIHON ICHIBAN」を立ち上げ、ちん里う本店の商品だけでなく、伝統的な日本の食材(鰹節や昆布など)や工芸品を販売するようになりました。現在では、幅広いジャンルの中から厳選した「これぞ日本の技!」という品々およそ2000アイテムを取り扱っています。販売先は80ヶ国を超え、ご購入いただいた各国のお客様から高評価を得ています。
オンラインショップ「NIHON ICHIBAN」では「ものづくり」に根ざす、こだわりやストーリーをしっかり説明することに重きをおいていますが、今回、初の実店舗をオープンすることで、箱根を訪れる海外からのお客様に直接、商品を見て手で触れていただき、高い品質や優れたデザインなどを実感していただきたいと望んでいます。
「NIHON ICHIBAN by ちん里う本店」の店舗デザインについて(設計士:櫻井泰行)
日本庭園が具体的な表現としての宇宙であるように、日本文化は小さな空間に多くの要素や側面を統合する傾向があります。
NIHON ICHIBAN初のリアル店舗である芦ノ湖店は、日本の伝統と現在の職人技からつくられる手作り製品を売る店舗であり、この店舗は日本の建築要素を持つ具体的な空間です。その空間は、垂木や商品陳列什器の垂直部材で形作られ、それは日本の住宅的な空間です。商品陳列什器のデザインは、神社の鳥居からヒントを得ました。什器は、鳥居が重なったような形をしています。
この店舗では主に3つの色が使われています。木製棚に使用されている白と、什器の骨組みに使用されている赤は、日本の国旗に使われている色であり、天井に塗装されている青は藍の色となっています。